漫画のストーリーが思いつかない!ネタが思いつかない時の3つの対処法

物語の作り方

漫画や小説など物語を考える時に、ストーリーが思いつかない方は多いものです。

「こんなに一生懸命考えているのに、なんで出ないんだー!」と、困らないようにする為の対処法は次の3つです。

1、自分は何を描きたいかをしっかり考える
2、テーマを決める
3、自分の今のレベル以上の話は作らない

では、詳しく見ていきましょう。

1、自分は何を描きたいかをしっかり考える

ネタが思いつかない時の対処法のひとつに、自分は何を描きたいかをしっかり考えるというのがあります。

いくら考えても思いつかない時に、そもそも自分が書きたいものが決まっていないという事があります。

作品を作っている方は、作りたいものがあるから作っているのだと思います。

しかしこれが、お金がほしい、地位や名誉が欲しいなどの、欲に目がくらんでいるだけで行おうとすると、お金が手に入る作品を知らない限り、何を書けば良いか分からない状態になります。

そもそもお金を得る為には、高い技術力や才能が必要になります。

または運です。

たまたま運が良くて売れる事はありますが、それでは上手く行っても一回で終わってしまいます。

一生運が良ければずっと上手く行きますが、そういう人はほとんどいません。

自分が何をしたいのかが分かっている人は、その何かを極めて行くだけなので継続できますし、壁に当たっても何をしたいのかが分かっていれば、解決策を調べる事も出来ます。

何をしたいのか、何を書きたいのかが決まっていない事で、話が思いつかない事がありますので、自分は何を世に広めたいのかを考えると良いでしょう。

幸せなのか不幸なのかはその人によります。

幸せを広げようと思った人は幸せに、不幸を広げようと思った人は不幸になっていきます。

今自分が作っている作品が、世の中に、見た人に(自分も含めて)どのような影響を与えるかをしっかり考えて、作って行くと良いでしょう。

私は幸せを広げたいので、幸せとは何かをすごく考えました。

まだまだ人としても、技術的にも未熟なので、全然伝えられていませんが、これからも向上を続けて、もっと良い物を広げて行きたいと思っています。

自分が何をしたいかを深く考えてみると、ネタも思いつきやすくなりますよ。

2、テーマを決める

ネタが思いつかない時の対処法のひとつに、テーマを決めるというのがあります。

作品を作る時にテーマは必須です。

愛や友情や喜びに悲しみ。

テーマは沢山ありますが、自分が書きたい、又は相手に伝えたいテーマは何でしょうか?

それを最初に考えてからストーリーを作ると作りやすくなります。

逆に言えば、テーマが決まっていないとネタも思いつかないのです。

テーマがあって、次にネタがくるので、テーマが定まっていないとネタが出てきません。

しかしテーマは自分が何を書きたいか決まってないと決定できません。

どうしても思いつかない場合は、人にテーマを与えてもらって、そこから作る練習をする方法もあります。

そうやって練習していると、「このテーマで作ると楽しかった!」「このテーマで作ると楽しくなかった・・・」などの経験から、自分が書きたいテーマが見えてくる事があります。

なんでも経験が増えてくると分かってくるものですから、分からないうちは、簡単に出来る事から始めてみましょう。

3、自分の今のレベル以上の話は作らない

ネタが思いつかない時の対処法のひとつに、自分の今のレベル以上の話は作らないというのがあります。

話が思いつかないというよりは、面白い話が思いつかないという方に当てはまるかと思います。

人はみんな今の能力にレベルのようなものがあります。

初心者、中級者、上級者、などです。

初心者レベルのなかにまた、上中下に分ける事が出来ます。

初心者レベル(上)などです。

この今の自分のレベルが初心者の人が、中級者のレベルの話を考えると、とてもとても大変になります。

レベルが離れていればいるほど大変になります。

自分で自分のレベルが把握できない人は、お世辞ではなく正直に言ってくれそうな人に「私って今どのくらいのレベルかな?」と聞いてみましょう。

大体、自分が思っているより低めに言われます。

その時に怒ったり泣いたりすると、相手は二度と正直に言ってくれなくなるので、何を言われてもあまり激しい反応はしないようにしましょう笑

「教えてくれてありがとう」と素直にお礼を言ってください。

相手に「なんでそう思ったの?」などをさらに聞いてみるのも良いでしょう。

しかし相手の思っているレベルと自分で思ってるレベルが違った場合、自分は自分のレベルを読み間違えていたのです。(相手が間違えてる事もあるので、何人かに聞いてみましょう)

勘違いの自信が力になる事もありますので、自己過信が絶対に悪いとも言えないのですが、作る時に自分のレベルを読み間違えると制作が大変になってきます。

ストーリーを考える能力が初心者レベルの人が、中級者レベルの話を考えると苦しくなりますし、上級者レベルの話なんて考えたら、燃え尽きてしまうかもしれません。(私だったら思いつかないです)

この問題は、自分の見る目は高いのに、技術レベルは低い時に起きます。

見る目が高いという事は、将来はそうなれる可能性が高いです。

しかし、今は違うので、今は今のできる範囲で頑張ると楽になります。

今作るのが難しいお話は、将来自分のレベルが上がった時に取っておいて、プロットやざっくりした内容だけ残して、今は今の自分が「さらさら書けるな」と思う程度のお話を作りましょう。

「今の話、簡単すぎる」と思うようになったら、少し難しいお話を考えるなど、ちょっとずつハードルを上げて行きましょう。

能力が上がると、今までと同じ事をした時に楽になります。

楽過ぎるなと思うようになったら、ちょっと難しいものに挑戦すると、無理なく進んで行けます。

ストーリー作りに限らず、このやり方で技術向上を目指すと、楽しく向上できます。

苦しすぎる時は何かが間違っている事が多いので、一度立ち止まって考え直してみましょう。

頑張っていると、絶対に助けが何か見つかりますので、安心して進んで行ってください。

まとめ

ネタが思いつかない時の3つの対処法は、

1、自分は何を描きたいかをしっかり考える
2、テーマを決める
3、自分の今のレベル以上の話は作らない

です。

自分の事が分かると自分以外の事も分かるようになってきますので、しっかり自分と向き合って、楽しいストーリーを作って行ってください。

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